2004年07月06日
出会い系サイトにはびこる甘い罠
雑誌を見ていると次々と飛び込んでくる「出会い系サイト」の広告。最近では雑誌広告の70%以上が出会い系サイト業者の広告といわれるくらい、出会い系サイトは異常なまでの盛り上がりを見せている。インターネットという気軽な通信媒体と、メールだけで異性と交流が持てるメリットがユーザーたちの心を見事につかんだと言えよう。
出会い系サイトはもともとPCのコンテンツとして1997年ごろからサービスが始まったが、現在では携帯電話のアダルトコンテンツとして一般化し、その数は数千とも数万とも言われており、内容も地域や年齢、趣味などに分かれ、ユーザー自身の好みで参加ジャンルを選択できるほど充実したコンテンツにまで発展している。しかし、これだけの盛り上がりを見せる出会い系の世界では男女トラブルも多く、ニュースにも出ないような珍事件も多発している。今回は、実際出会い系サイト内で起こった男女トラブルをいくつかご紹介しよう。
出会い系サイトはもともとPCのコンテンツとして1997年ごろからサービスが始まったが、現在では携帯電話のアダルトコンテンツとして一般化し、その数は数千とも数万とも言われており、内容も地域や年齢、趣味などに分かれ、ユーザー自身の好みで参加ジャンルを選択できるほど充実したコンテンツにまで発展している。しかし、これだけの盛り上がりを見せる出会い系の世界では男女トラブルも多く、ニュースにも出ないような珍事件も多発している。今回は、実際出会い系サイト内で起こった男女トラブルをいくつかご紹介しよう。
あなたがもし出会い系サイトで女性と知り合い、実際に出会うまで進展したとしよう。彼女と知り合った瞬間から、メールのやり取りを経て、あなたが彼女と会うために待ち合わせで待っているまでの期間の出来事全てを、もし誰かの手によってネット上で公開されていたらあなたはどうするだろう。そんなスケベ心満載な男たちを紹介する「さらし上げサイト」がネットには存在する。
2年前までさらし上げサイトを開設していたE子さんに話を聞いてみた。「今まで紹介したのは40人以上の出会い系男たち。年齢は22〜45歳で、メールを全文公開したり、実名や住所を晒してました」。中には、実際会う約束をしておいて、待ち合わせ場所の影からターゲットの男性を写真撮影し、それをサイトで公開たこともあったという。「きっかけは、以前出会い系で知り合った男でイヤなやつがいて、そいつをこらしめようと思ったから。そのうち晒し自体が楽しくなっちゃって、ホームページまで作っちゃいました(笑)」。
彼女のような場合だと実被害は比較的少ないが、最近では、あらかじめ女性と結託した男がターゲットの男性を陥れて金品を奪う「美人局」が主流だ。
数多くの女性と組んで美人局を行ってきたY氏はこう語る。
「連れの女の子をエサに男たちをおびき寄せます。狙うのは40代のサラリーマン。相手は100%援助交際目的なので話は早い。待ち合わせ場所から尾行し、ホテル直前に俺が女の子の彼氏を装って襲撃します。事前に個人情報は聞き出してるから、相手は相当ビビりますよ。慰謝料ってことで10万程度もらいます。今までの最高額は50万円。『お願いだから会社や家には連絡しないでくれ』と土下座されましたよ」。稼いだ金は女性と折半し、1年で200万以上儲かったという。「タッグを組む女性は出会い系サイトで調達するんです。体を汚すことなく小芝居するだけで金がもらえるんだから、女の子は結構ノリノリですよ」。
美人局は立派な犯罪だが、中には出会い系サイトを商売の場として活用する女性も多い。デート商法がそれだ。
出会い系で会った女性に高額な宝石を買わされたR氏は当時の様子をこう語る。「メールの段階ですごく気が合って、知り合って2週間で飲みに行くことに。第一印象は優香似の癒し系で一目惚れ。その後は毎週会うようになったんですが、3回目くらいから彼女は物をほしがるようになり、会うたびに宝石のカタログを持ってきてました。おかしいなと思いつつも、惚れた弱みでほしがっている宝石を3つ買ってあげました。3つ目の宝石を買ってから1週間後、ちょっとしたことで喧嘩になって、それ以来会わなくなりました。その後友達に聞いたところ、私が買ってあげた宝石の会社はデート商法では有名なところだったみたいです」。ちなみに彼は彼女と体の関係は一切なかったという。「私も40で独身なので、ちょっと舞い上がりすぎました…」。
これまでのトラブルのケースでは、男性は全くといっていいほどいい思いはできていないが、中にはオイシイ思いができる男性もいる。しかし、次に紹介するF氏は、いい思いができた数少ない男性だが、彼に限っては喜べるものではなかった。
「相手は大阪住まいの27歳で、見た目は暗い感じの子でした。飲みに行ったら意気投合してそのままホテルへ…。スタイル抜群で最高でした。しかし1週間後、突然アソコに激痛が。まさかと思って病院に行くと、なんとカンジタという性病でした。そうです。彼女にうつされました。結局完治するのに1ヶ月近くかかりたいへんでした。その後友人にネットで彼女を調べてもらったら、彼女は逆ナンパ女だったみたいで、病気をうつしまくってたみたいです」。彼は不安になってその翌日に血液検査をしたところ、ラッキーなことにエイズは免れたという。「世の中そんなに甘くないですね。この件以来、出会い系での女性選びは慎重になりました」。
ほのかな期待を胸に、連日何万人ものスケベ男が集まる出会い系サイト。確かに出会い系サイトは男女が知り合える、なんとも素敵なコミュニティサイトであることに間違いはない。相手を選び間違えさえしなければオイシイ思いができるからこそ、いまだにこの業界は衰えを知らないのだ。もしこの記事を読んで「よっしゃ。おれも出会い系サイトやってみようかな」と思ったみなさんは、彼らのように地雷を踏まないよう十分注意して、賢く出会い系サイトを渡り歩いていただきたい。
<この記事は竹書房「特冊新鮮組」に掲載されました>
2年前までさらし上げサイトを開設していたE子さんに話を聞いてみた。「今まで紹介したのは40人以上の出会い系男たち。年齢は22〜45歳で、メールを全文公開したり、実名や住所を晒してました」。中には、実際会う約束をしておいて、待ち合わせ場所の影からターゲットの男性を写真撮影し、それをサイトで公開たこともあったという。「きっかけは、以前出会い系で知り合った男でイヤなやつがいて、そいつをこらしめようと思ったから。そのうち晒し自体が楽しくなっちゃって、ホームページまで作っちゃいました(笑)」。
彼女のような場合だと実被害は比較的少ないが、最近では、あらかじめ女性と結託した男がターゲットの男性を陥れて金品を奪う「美人局」が主流だ。
数多くの女性と組んで美人局を行ってきたY氏はこう語る。
「連れの女の子をエサに男たちをおびき寄せます。狙うのは40代のサラリーマン。相手は100%援助交際目的なので話は早い。待ち合わせ場所から尾行し、ホテル直前に俺が女の子の彼氏を装って襲撃します。事前に個人情報は聞き出してるから、相手は相当ビビりますよ。慰謝料ってことで10万程度もらいます。今までの最高額は50万円。『お願いだから会社や家には連絡しないでくれ』と土下座されましたよ」。稼いだ金は女性と折半し、1年で200万以上儲かったという。「タッグを組む女性は出会い系サイトで調達するんです。体を汚すことなく小芝居するだけで金がもらえるんだから、女の子は結構ノリノリですよ」。
美人局は立派な犯罪だが、中には出会い系サイトを商売の場として活用する女性も多い。デート商法がそれだ。
出会い系で会った女性に高額な宝石を買わされたR氏は当時の様子をこう語る。「メールの段階ですごく気が合って、知り合って2週間で飲みに行くことに。第一印象は優香似の癒し系で一目惚れ。その後は毎週会うようになったんですが、3回目くらいから彼女は物をほしがるようになり、会うたびに宝石のカタログを持ってきてました。おかしいなと思いつつも、惚れた弱みでほしがっている宝石を3つ買ってあげました。3つ目の宝石を買ってから1週間後、ちょっとしたことで喧嘩になって、それ以来会わなくなりました。その後友達に聞いたところ、私が買ってあげた宝石の会社はデート商法では有名なところだったみたいです」。ちなみに彼は彼女と体の関係は一切なかったという。「私も40で独身なので、ちょっと舞い上がりすぎました…」。
これまでのトラブルのケースでは、男性は全くといっていいほどいい思いはできていないが、中にはオイシイ思いができる男性もいる。しかし、次に紹介するF氏は、いい思いができた数少ない男性だが、彼に限っては喜べるものではなかった。
「相手は大阪住まいの27歳で、見た目は暗い感じの子でした。飲みに行ったら意気投合してそのままホテルへ…。スタイル抜群で最高でした。しかし1週間後、突然アソコに激痛が。まさかと思って病院に行くと、なんとカンジタという性病でした。そうです。彼女にうつされました。結局完治するのに1ヶ月近くかかりたいへんでした。その後友人にネットで彼女を調べてもらったら、彼女は逆ナンパ女だったみたいで、病気をうつしまくってたみたいです」。彼は不安になってその翌日に血液検査をしたところ、ラッキーなことにエイズは免れたという。「世の中そんなに甘くないですね。この件以来、出会い系での女性選びは慎重になりました」。
ほのかな期待を胸に、連日何万人ものスケベ男が集まる出会い系サイト。確かに出会い系サイトは男女が知り合える、なんとも素敵なコミュニティサイトであることに間違いはない。相手を選び間違えさえしなければオイシイ思いができるからこそ、いまだにこの業界は衰えを知らないのだ。もしこの記事を読んで「よっしゃ。おれも出会い系サイトやってみようかな」と思ったみなさんは、彼らのように地雷を踏まないよう十分注意して、賢く出会い系サイトを渡り歩いていただきたい。
<この記事は竹書房「特冊新鮮組」に掲載されました>
jikenbo at 06:47
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